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ぼちぼち忘備録。
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はやぶさ― 遥かなる帰還―
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     2月25日土曜日の夕方。
    「はやぶさ― 遥かなる帰還―」を観てきました。

    感想をつづろうと思うのですが、
    そのまえに。

    この作品は、

    すごいです。
    すばらしいです。
    どうか、多くの人に観てほしい。

    ほめすぎ、といわれても仕方ないかもしれませんが、
    とても良かったのです。

    初めて映画館で、3回も泣きました。
    ポケモンのミュウツー以来の快挙です←


    今回は主演の渡辺謙さんの舞台挨拶があるということで、観に行ったというのもあるのですが。

    事前に『小惑星探査機 はやぶさ物語』を途中まで読んでから行きました。

    はやぶさの行動中身などについては、そんなにつっこんで描いていません。
    理系ではないので、科学的なところはくわしくはわかっていません。
    ご了承ください。

    ○ながれをさらりと振り返ると○

    OPはまさかの映像からスタート。
    この映像が、あの『転』につながっていくとは最初は思わなかった。映像にお見事です。

    第一シーンに関しては、
    種子島の打ち上げセンターって打ち上げのたびにあれをかぶるんですか!というのに衝撃を受けました。
    そりゃびっくりだわ。
    いや、お金があまりないのは聞いたことがあったけど。

    観る前は、主軸がヒューマンドラマなんだろうな、とも思っていました。
    おきまりの恋愛があったりとか、誰かと誰かがぶつかったりとか、仲直りしたりとか、そういうのを長く描くのだと。

    良い意味で裏切られました。主役は、はやぶさでした。
    はやぶさを主軸にして、その周りをぐるぐる回り変わっていく人の姿を現していたようにも思います。

    最近は何かの事件や話題を主軸に持ってきても、いつの間にか人間関係をねちっこく描くような作品が増えていたと思うので(そういうのは自分の趣味ではない)、
    私は今回その点をすごく良い印象で受け止めました。

    最近仕事で悩むことが多く、
    あきらめてしまいたい、逃げ出してしまいたい、
    と後ろ向きになっていた自分にとって、

    いろいろなメンバーの地道な努力、

    皆に意見を聞くリーダーの姿勢、

    どこまでなら部下はできると見抜く山口教授の見定める力、

    たとえ細々とでも自分の仕事にプライドを持っている東出社長の姿。

    アイディアを出していく力、
    それを一つではなく、重ねていくことで得られる新たなアイディア力。
    「動きません、できません」って降参したくないんです。
    ぎりぎりの局面で実行する決断力。

    相反する、苦悩が描かれている点。

    交渉のしかた。カードの切り方。

    どれもすばらしいものだと思いました。

    あきらめないことで、
    どんなトラブルがあってもあきらめないことで、
    はやぶさが帰ってきた。

    これは、本当にすごいことだと思うのです。

    日本人が好きなパターンの話だということは承知していますが(努力が結果を裏切らないパターン)、

    この作品は、そういうパターンとか考えなくても、
    すごく心に残る作品だと思います。

    もう一度観たいぐらいだ。


    ○演技について振り返る○

    渡辺さん演じる山口教授が、非常にクールです。
    クールなんだけど、中身がアツいです。
    何なんだこの人。すごい。
    言葉少なに演技で語る渡辺謙という役者に、心底惚れました。

    観た人しかわからないかもしれないけどさ、
    山口さんが出した、あの皮部分のない時計の切なさよ。

    もちろん、ほかの方々もすばらしい演技で、ほれぼれしてしまいました。
    何が一番って、演技のバランスにしっくり来たのです。

    吉岡と藤中のかけあいとか、
    藤中がどんどん山口教授に影響されてねばり強くなっていたりとか、
    吉岡の葛藤とか、
    鎌田のひょうひょうとした演技とか、
    丸川教授が画面にいるだけで安心したりとか。
    女性記者、井上さんの声がすごく物語にあっていたりとか。
    何より、現場が一体になっている感じがしたのがとても好印象でした。

    ただ一個だけ不満だったのは、

    青 森 も っ と 写 し て !笑
    津軽弁の渡辺さんもっと観てみたかったな。

    ○印象深かったシーン○

    「教えたいこと、残しておきたいことが山ほどあるのに」
    東出社長がかりんとうを持つシーン。
    その、かりんとうを持つ手をみた、山口教授の反応。
    これがすばらしかった。

    吉岡と藤中の言葉を受けて、「全責任は、私がとります。やりましょう」と切り出す山口教授。
    この一言、こんなに重く響くのか、と。

    できないんですか、と問いかけるシーン。
    山口教授は、本当に部下を見抜いているんだな、と思った。

    井上さんの、星空の下からの電話。
    本当に、胸が熱くなる電話だった。

    タクくんと東出社長のかけあいがすごくよかった。

    ○音響について○
    音楽がじゃまじゃなかったのが印象的だった。
    BGMを多様しすぎてないのがよかった。
    辻井さんすごいなあ。

    ○映像について○
    無理しすぎていない感じで好きだ。
    ただ、3Dを多用している印象は受けました。



    ○さて、話は変わります。舞台挨拶の、話。
    司会の方がすごく緊張していました。いやそりゃ緊張するよね!!

    渡辺謙さんは、入ってきた瞬間にすごくきりっとしたオーラを感じました。
    背筋がまっすぐで、立ち姿勢がしっかり構えていました。

    監督は渡辺さんと比べると若干ほややんとしていたかもしれませんが、
    中がとてもアツイ人だったな、と思います。
    話しているときの、楽しそうな顔とか。
    ああ、この人映画が本当に好きなんだと思いました。

    津軽弁はやはり大変だったそうですw
    でも、渡辺さんのアメリカでの一番の親友が、青森のとあるクリーニングやの息子さんらしく、その人にレクチャーを請うたとかw

    スタッフも役者さんも、じょっぱりなんだね(笑)
    あきらめなかった姿勢がひしひしと伝わってきました。

    最初監督は、この「はやぶさ」の話が来たとき、そういうものが飛んでいると言うことを知らなかったそうです。
    それでも、プロジェクトマネの先輩が、「これをおまえにとってほしい」とおっしゃったと。
    はやぶさが最後にカプセルを地球に届け、燃えていくシーンを観て、「こういうものを後世に残したい、君に引き継いでほしい」と言われたことによって、
    「これを自分で撮りたい」と思えるようになったと、言う感じのことをお話しされていました。
    ただ、その話をしていたとき「たしか38度熱があったんじゃなかったでしたっけ」って渡辺さんからつっこまれていましたww「せっかくいい話にしようとしていたのに!」と楽しそうにお話しされていました。

    川口教授はひょうひょうとした方らしく、
    お酒がつよい!というのを渡辺さんは連呼していましたw
    つがるは酒つえーですよwww
    二人きりで食事をしたり、秘書の方に川口教授の話を聞いたり、
    渡辺さんは演技の作り方がすてきだなぁ、と思います。
    ちゃんとその時の人の気持ちまで考えて演技をするというのは、すごく難しいことなので。

    10年後、20年後もつながっていく映画になればいい、とおっしゃっていましたが、
    私はもしも将来自分の子供が生まれて、
    映画に興味を持ちだしたら、
    是非この映画を一緒に観たいと思います。

    すばらしい映画でした。


    感想というよりは殴り書きになってしまいました。
    まとまらないうちに書き込んでしまいまして、ごめんなさい。

    でもどうか、観てほしい。

    | Peco | 映画感想 | 23:27 | comments(0) | - |
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